●6月27日

◆小説

今、左手首を骨折している。
とはいえ、もう固定していた金属も外されているのだが、医者から「無茶なリハビリしてるとまた折れるよ」とか「それほどひどい骨折だったんだね〜」とか言われて…。
会社の方からも「完治するまで自宅待機で…」と言われているので、会社にも行けず…。
ま、もっとも会社に出ても私のデスクもなければPCもない(T_T)。元々は会社のサイト作成と運営で採用されたはずなのだが、実際は商品撮影から商品の手入れ等、『なんでも屋』である。そのおかげで両手が使えないと行っても意味がないのである。

という事で、暇つぶしに先日から小説っていうものを書いてみている。
元々が同人誌のマンガ屋さんだから『お話』を作るのは好きなんだ。後は、それを絵で表現するか、文章で表現するのか?の違いなんだけど…。
これがなかなかの難敵で…(笑)20X20の升目の原稿用紙にやっと20枚程度…。
プロローグが終わって、やっと本編へへの導入が始まったあたり…。

この前どこかの『小説大賞』みたいな物の応募要項を見て唖然。
最低でも原稿用紙200枚だそうだ。
そんなに書けるのかな〜?心配である。
でも書けた『出来の良し悪し』でこのサイト上での公開に踏みとどまるか、公募してみるか?決まるんだろうけどね(苦笑)

とにかくね。今更50歳にも近くなってマンガを描くというのも労力のいる話だし…。
キャラの動きだけを追っていくのならまだいいんだけどさ。背景まできちんと描き込むとなると、これが結構厄介で…(^-^;
もうそんな根性はないっすorz
とはいえ、文章表現を甘く見てるって事はないですよ。現実問題、苦労してますもんね(苦笑)
ただ、今までこのサイト上で絵日記を書いたりブログを書いたりしてきていたので、文章を書く楽しさみたいなものが出来たんだろうと思います。

よくよく考えたら、小さい頃から漫画に引けを取らず小説も好きでしたね。
だから、小学校の低学年の頃から国語の時間が読書の時間としてみんなで図書館に移動。って事になったら、嬉々として移動しておりました。
でも読むのはもっぱらSFが多かったですけど…(^-^;。やっぱりそれまで見ていた漫画やテレビ漫画(昔はTVアニメの事をこういったの)の影響が大きかったんでしょうね。
『逃げたロボット』とか『宇宙船ビーグル号』とか…。

そういえば宇宙船ビーグル号にはビーグル号を窮地に追い込む『ケアル』という宇宙生物が現れるのですが、これを知っているという事で高校時代からの親友にえらく感激された事がありました。
というのも、高校を卒業してからちょっとして『高千穂某』というSF作家が『ダーティーペアー』というシリーズものの小説を発表しまして、なんてことない美少女モノのアクションSF?で、その美少女2人組の相棒として『クアール人』の『ムギ』というのが出てきます。これが、どうやら宇宙船ビーグル号に出ていたケアルだったらしく「今の時代にケアルって名前を知っているアンタは偉い!」と感激されました(笑)

なるほど、特徴はよく似てる。
猫型の大型の生物で、2本の触角(だったと思うけど(??))を自在に使っていろんな事をこなしていくのね。
そうか〜、高千穂のやつパクリやがったか〜。聞いた瞬間にそっちの方にアタマが働いてしまいました。
私はこの高千穂某が好きじゃないのだ。1979年に始まって、友人もハマり引っ張り込まれるようにハマったアニメ『機動戦士ガンダム』を散々にこきおろした男である。
「あれはSFじゃない」とか「SFというのは『センスオブワンダー』がなんたらかんたら」って語っちゃってさ。いいじゃん、面白いんだから(−−〆)
その後、この高千穂某のもう一つの有名なシリーズモノとして『クラッシャー・ジョー』がある。
これもダーティー・ペアーもどちらも買って読んだが、退屈極まりなく、面白くないので1巻で読むのをやめた。

私の友人は辛抱強く最後まで読んでいたみたいだったが…。
大体売れたのだって、高千穂の才能よりもカバーと挿絵を『ガンダム』でおなじみの安彦良和さんが描き下ろしていたおかげもあるんじゃないの?
実際に私が買った一番の理由はそこにあった。次いであれほど他人の作品をこき下ろすのだからちゃんと面白いものを書いているんだろうな?っていう確認のためでもあった。
そうして、安彦氏のイラストの素晴らしさよりも小説のつまらなさの方が勝ってしまい、結局私はこの2つのシリーズとも1巻しか読んでいない。

話が大幅にずれてしまったが、要するに小さい頃から小説もよく読んでいたのよ。と、それが言いたいだけで…(笑)
それでも一応は子供向けに書き直された『太平記』とか『太閤記』、『シートン動物記』なども人並みには読んでいた。
この頃読んだSFで地底世界を舞台にしたものがあった。『鉄のもぐら』という名前の乗り物で地底世界に旅立ち、家畜並みに扱われている地底の人類を救うという話…。
大きくなってから、書店に行くたびにこの本を探したけど見つからなかった。
似たような話に『地底世界ペルシダー』というのがあったが、パラパラとめくってみると全くの別物だった。
でも、絶対に読んだもの。どこかにある筈だよね?

という事で、長くなったので続きます(笑)

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